2017年10月より厚労省で「科学的裏付けに基づく介護に係る検討会」にて介護におけるエビデンス構築のための検討がなされているのをご存じでしょうか。
EBM(Evidence Based Medicine:根拠に基づいた医療)が推奨され始めてから、数年が経ちますが、日本の介護においてもエビデンスが求められ始めています。
その背景には社会情勢の変化や社会保障費の高騰などがありますが、今後介護サービスにおいても根拠を求められていくでしょう。
医療の分野での研究は、実験室から臨床までたくさんのところでなされています。これらが論文や学会発表などされることでエビデンスの一つになっていきます。
しかし介護の分野での研究というのは活発ではありません。
これには様々な原因があると考えられますが、原因の一つに測定に関する問題があります。
「測定指標が決められていない」、「測定していない」などがその一部です。
「科学的裏付けに基づく介護に係る検討会」では、これまでの研究論文や実際現場レベルで測定している項目に関する情報集積を行っている最中という状態です(平成30年1月現在)。
今後検討会にて、実際現場で測定している項目の抽出、サービスごとに測定を義務付けたほうが良い検査指標などが検討されていくものと思われます。
本コラムでは現在検討されている測定指標、評価バッテリーについて、解説を含めて、ご紹介していきたいと考えております。
※「評価バッテリー」とは
複数のテストを組み合わせて、アセスメントを行うもの
例えば、見当識や短期記憶、語想起などを組み合わせて認知機能を評価する「改訂 長谷川式簡易知能評価スケール」などがそれにあたる。各分野で様々な評価バッテリーが開発され、信頼性・妥当性の研究が行われている。
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